税理士事務所選びで失敗しないための3つのポイント

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税理士事務所はどうやって選べばいい?

創業者にとって、税理士選びは難しいもの。
税理士がどんな仕事をしているのか、税理士によって違いがあるのかなど分からないことも多いと思います。
ここでは、具体的にどのような税理士事務所を選べば良いかをお伝えします。

よくある失敗例

1.電話したらいきなり「契約しませんか?」と言われた

ホームページで見つけた、ちょっと良さそうな税理士事務所。
確認程度の気持ちで電話をかけたら、つながった途端始まったセールストーク。
挙げ句の果てには、まだ面会もしていないのに「契約しませんか?」の一言。
こんな税理士事務所が適切な対応ができるとは思えません。
電話の段階で、不親切な応対がみられたら、その時点で候補から外しましょう。

2.連絡がなかなか来ない

税務に関する質問をしたけど、もう1週間も返事が来ない。
携帯電話にかけたけど、いつも留守番電話。折り返しも当然のようにない。
税理士のレスポンスの遅さにいらだっている人は多いです。
一般的な企業であったら、24時間以内の応答は当たり前。
即答できない質問でも、「調査しますので、○日までお待ちください」と連絡をいれるのが常識です。

3.偉ぶっていて態度が悪い

「先生」と言われる機会が多いせいか、常に上から目線、横柄な態度。
その上、過去の知識・実績にあぐらをかいてしまい、最新の税制については全然勉強していない。
悲しいですが、このような先生がいるのも事実です。
面談の際、対応に不満を覚えたり、知識・スキルに疑問を感じたりしたら、契約するのはやめておきましょう。

4.値段の安さだけがアピールポイント

「当事務所は毎月の顧問料が1万円以下!」という価格の安さに惹かれて契約したが、きちんと仕事をしてくれないと嘆いている方も多いです。
顧問料が1万円以下の事務所の場合、海外などの格安の外注先に仕事を依頼していることもあります。
外注任せにしていたら、その会社の経営状況などを把握することはできません。
そのため、税務調査時も、適切な説明・対応ができなくなります。

5.相談しようと思ったら、それは別料金ですと言われた

契約前に、金額とサービス内容を明確にしておかないと、このような事態が発生します。
ほかにも、すべてお任せのつもりだったのに、記帳(入力作業)は自分でやってくださいと言われて、余計な手間がかかってしまったというトラブルもよく聞きます。
税理士事務所といえども、サービス内容や料金は千差万別。
あらかじめ希望するサービスと予算をはっきり告げ、対応できるかどうか確認しておきましょう。

税理士事務所選びの3つのポイント

○実際に面談して、話してみよう
税理士も人間であるため、相性の良い人、悪い人がいます。
相性が合わない税理士と契約してしまうと、様々な面でストレスをためこむことになってしまいます。
まず直接会って、話してみて、自分の感覚と合うかどうかを確認しましょう。

知人の紹介だから大丈夫! と大して下調べすることなく依頼してしまうと、後悔することになります。
知人の方にとってはぴったりの税理士も、あなたにとっては合わない税理士かもしれません。

税理士の態度が横柄だったり、受け答えに疑問を感じたりしたら、契約を結ぶのはやめておきましょう。
中には、質問しても否定的な回答ばかりをよこしたり、節税提案という言葉さえ嫌ったりする事務所もあります。

事前に色々な質問を用意しておき、どのように受け答えするか観察するのもいいでしょう。
利益の改善、節税、事業継承、銀行対策など会計の専門家でないとできないアドバイスは少なくありません。
これらの経営課題について、積極的に提案できる事務所と付き合ったほうが会社は発展します。

税理士法人の場合、説明を受けた人と担当税理士が異なるケースがあります。
契約前に、担当税理士と会わせてもらうようお願いしておきましょう

また複数のスタッフを抱える税理士法人や税理士事務所でしたら、事務所全体の雰囲気も確認しておきましょう。
雰囲気の悪い事務所は、人員の交代も多いです。
慣れてきたら交代では、いつまで経っても、担当者に腹を割って経営相談することなどできません。

○希望するサービスを、予算内で受けられるか、確認しよう
サービスや料金について確認しないまま契約してしまうと、契約後に「こんなはずではなかった」と言う羽目に陥ってしまいます。

税理士に何を求めるのか。
予算はいくらか。

事前にはっきり伝えましょう。

ちなみに、税理士が提供している一般的なサービスは以下のようになります。

・税務代理
税務署に対する申告や税務署への主張を代理・代行するサービスです。
税務調査の立ち会いも含まれます。

・税務書類の作成
税務署に対する申告書・申請書・請求書・不服申立書などの作成を代行します。

・税務相談
試算表をもとに、コストダウンなど税務や経営に関するアドバイスを行います。

顧問契約を結ぶ場合は、訪問回数などもあらかじめ明確にしておきましょう。
フェイス・トゥー・フェイスのコミュニケーションが少ないと、コスト管理や節税、資金繰りなどの問題が発生しても相談しにくくなります。

毎月のように担当者が顔を出し、月次試算表について丁寧に説明してくれる事務所はたくさんあります。
税理士事務所も、今や競争時代です。
サービス業であるという意識が高い事務所と契約することで、ストレスなく税理士と付き合っていきましょう。

○相見積もりを取ろう
満足いくサービスを受けられそうな税理士事務所がいくつか見つかったら、相見積もりを取りましょう。
相見積もりを取れば、安価にサービスを受けられるだけでなく、サービスに対する適正価格の判断も付きます。
税理士業務の顧問料が高いと不満を持っている方は意外に多いです。

また料金に関しては、料金体系を明確にしている事務所を選びましょう。
税理士事務所の中には、顧客の顔色をうかがって値段を決定しているところもあります。
報酬の高さがサービスの質に直結しているわけではありません。
サービスの質は、税理士のパーソナルな能力にほぼかかっています。

税理士事務所選びは、会社の経営にも大きな影響を与えます

良い税理士事務所を選べば、経営方針も変わり、事業を軌道に乗せることができます。
逆に、悪徳事務所につかまってしまえば、高いお金を支払っているのに満足のいくサービスを受けられないという状況に陥ってしまいます。
中小企業の経営者にとって、税理士は会社を経営するうえでの重要なパートナー。
実力を伴った税理士事務所を選んで、会社を大きく発展させていきましょう。

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