相続税の税務調査は、一度きりなので税務署の調査が入りやすいです。対策しましょう。

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相続税の税務調査は他の税務調査と何が違うのか?

相続税に関して税務調査が入る……となった場合、どう対応すれば良いのかわからないですよね。
相続財産が発生する状況になった場合、まずは相続税の税務調査はどんなものなのかしっかり理解しておく必要があります。
詳しく解説しましょう。

相続税の税務調査の特徴とは?

そもそも相続税は税務調査が入りやすい

基本的に相続税は税務調査が入りやすいと言われている税金です。
税務調査が入るケースは、相続税以外にも、所得税、法人税などがありますが、相続税はそれらよりも税務調査の割合が高く、しっかりとした対策が必要になります。

通常の税務調査との違い

相続税の税務調査は所得税などの税務調査などと違い、高額になることが多いため、申告漏れが往々にしてあります。
確定申告などと違うため、対象者にとって一度しかない相続税の調査に税務署も躍起になっているのです。

税務調査が入るからといってマイナスではない

税務調査というと悪いイメージがつきまといますが、被相続人の財産がどういう流れで誰にどれだけ渡されたのか明確に答えられるのであれば恐れることはありません。
税務調査だからといって、家宅捜索のような大がかりのものではないのです。
あくまで、財産の流れについて質問されるだけです。

相続税の違反行為と罰則について

行き過ぎた行為をすればもちろん罰則を受ける場合もあります。
ついわからずに……といった場合も罰則の対象になる場合もあります。
注意してください。

相続税法違反について

相続税を偽って不正に申告し、正規の金額を納めないと相続税法違反となります。
罰則は、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金及び、これらの併科に処されます。
非常に重い罪になりますのでお気をつけください。
といってもしっかり申告すればまったく問題はありません。
虚偽の申告や不正に遺産を隠さずクリアーに申告しましょう。

どんなときに相続税の税務調査が行われるのか

相続税で税務調査が行われやすい場合について

相続税の税務調査は、遺産の行方に不明点がある場合に、確認として行われることがほとんどです。
以下にまとめましたので対象者は気をつけましょう。

子どもや孫名義の預金は収入と比較して多い

子どもや孫名義の預金を調査した結果、収入と比較して多額の預貯金があった場合、故人が子どもや孫名義の口座に預貯金をしていた、生前贈与を行っていたと判断される場合があります。
この場合、生前贈与が行われていたとする契約書や流通経路がはっきりしていれば何ら問題はありません。

被相続人の収入に対して相続財産が少ない

被相続人の年収は1億円にも関わらず、数百万円の預金しか申告されなかった……これはおかしいと判断されて当たり前ですよね。
もちろん税務署から他のお金はどこに流れたのかと追求されることになります。
タンス預金をしていたとしても、すべて相続税の対象として申告しなければいけませんし、故意に隠されたものであれば脱税として捜査されることもあります。
過去の収入など調べればわかることなので、しっかりと申告しましょう。

被相続人の預金から不明な出金がある

被相続人が死亡した後に遺産を使った場合、葬儀費用などの証明ができればかまいませんが、用途のわからないものであれば、遺産扱いされてしまい課税の対象となります。

税務調査の対象となりやすい申告書について

税務署が税務調査しなければならないと判断されやすい申告書があります。
下記にまとめましたので、申告書を作成する際には注意してください。
・申告書に計算ミスが多く、法律の適用に誤りがある
・税理士の署名がない
・財産評価の資料が少ない
・相続人から提出される各申告書の相続財産が異なる申告書
・申告書の遺産の総額が2億円以上

相続税の税務調査の開始時期について

相続税の税務調査はいつ行われる?

相続税の申告書手続きの期限は、被相続人が亡くなってから10ヶ月です。
税務署は、事前に被相続人の遺産を把握してるので、その申告書と相違がないのか確認されます。
相違があれば税務調査が行われることになります。
税務調査は一般的に被相続人の三回忌が終わった頃に行われます。
遺族の精神的配慮も加味されこの時期になるようです。もちろん税務署はその間に相続税の調査を行っています。

相続税の税務調査は厳しい!

相続税の税務調査は、一般的な税務調査と違って高額になることが多く厳しく調査されることになります。といっても、しっかりと遺産の流れを証明ができれば問題ありません。難しければ税理士に相談しましょう。

相続税の税務調査はプロに一任しましょう。
税務調査・立会い対策に強い税理士の選び方を解説!

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